妊娠中の梅毒感染が増加中!赤ちゃんに感染して死産や後遺症リスクも!

妊婦の梅毒感染も増えています!

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梅毒の感染者数が増えているなかで、

妊婦の感染者数も増加しています。

 

日本産科婦人科学会の報告(2017年6月)によると、
全国257か所の病院を対象に行った調査で、
2011年から2015年までの5年間で、
妊婦の感染者数が約2倍になっています。

 

とくに10〜20代の若い妊婦が全体の6割を占めているそうです。
妊娠中の人は、梅毒にも気を付けてください。

(日本産科婦人科学会「女性ヘルスケア委員会」資料より)

 

妊娠中の梅毒は赤ちゃんにも感染リスクがあります。

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「梅毒」は主に性行為によって、

「梅毒トレポネーマ」という細菌に感染することで起こります。

 

梅毒はこんな病気

 

妊娠中にこの細菌に感染すると、胎盤を通じてお腹の赤ちゃんにも感染し、
先天梅毒」として生まれ、死産や重い後遺症を引き起すおそれがあります。

 

上記の日本産婦人科学会の調査では2011〜2015年の間に
152例中、21例の先天梅毒が発生していて、
そのうち5人が死亡、4人に後遺症が残ったという結果が報告されています。

 

その9人のお母さんたちは、悔やみきれかったと思います。
なぜなら、梅毒の母子感染は、多くの場合防ぐことができるからです。

妊婦健診はちゃんと受けましょう!

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梅毒は早期に発見できれば治療できますので、

後悔しないように、不安や心配があれば早めに検査を受けるようにしましょう。

 

妊娠中は、自治体で実施している妊婦健康診断の基本項目に
梅毒関係の検査が入っています。

 

日本産婦人科学会の調査では、梅毒に感染した妊婦の4分の1が、
妊婦健康診断を全く受けていないか、定期的に受けていなかった人だった
という結果が出ています。

 

妊婦健康診断は、少ない自己負担で済みますので、
自分自身はもちろんお腹の赤ちゃんのために、適切に受けましょう。

 

妊婦が梅毒に感染すると、母体にも胎児にも高いリスクがあります
しかし、梅毒は感染しても症状が出ない場合も多く、知らないうちに進行していることもあります。

 

梅毒に限ったことではありませんが、
妊娠中は普段よりいっそう健康管理に注意しないといけません。
普段からコンドームを使って感染を予防して、
機会をみて健診や検査を積極的に受けるようにしましょう。

 

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妊婦健診の対象になる前や、何かの事情で妊婦検査が受けられないときなどは、郵送による梅毒検査を利用する方法もあります。郵送検査は自分の都合に合わせて、自宅で採血して検査会社に送るだけで、しかも匿名性があり利用しやすいサービスです。

 

利用しやすい郵送検査会社

 

 

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妊婦健診、郵送検査にしても、梅毒の場合は感染してから症状が現れるまで約3週間の潜伏期間があります(症状が現れないこともあります)。このため、検査はタイミングに注意することと、定期的に受けることが大切です。また、フェラなどオーラルセックスでも感染しますので、油断は禁物です。